コロナ対応融資の賢い使い方(3) 商工中金について

2020.05.09

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一般的には商工中金と呼ばれていますが、正式な名称は株式会社商工組合中央金庫といいます。

商工中金に預金があっても、借入をしたことはないという方も多いと思います。
それはなぜかといいますと、商工中金から借入をしようとすれるは、だいたいここも年商規模が4億円ぐらい必要だからです。
なので、そもそも、商工中金から借入することができるまでの会社の方が少ないということなのです。


にもかかわらず、今回のコロナ対応融資においては、商工中金も門戸を開放して通常であるならば貸出対応にはならない企業も対象にしています。

特別貸付制度として、限度額3億円。そして政策金融公庫と同様に利子補給の制度もあります。

なので、今回のコロナ対応融資は、信用保証協会の利用、政策金融公庫の利用そして商工中金の利用という3つの領域が大きく分けてあるわけです。

そして、その3つから別々に借り入れることができるのです。

最近では、融資制度に関する報道は少なくなっていますが、制度が始まった当初は、信用保証協会の利用に関して、新聞報道などでは多く取り上げられていて、一気に保証協会利用の申請が出されたということがありました。

現時点でも続いているとは思いますが、言いたいことは、信用保証協会の利用だけでなく、政策金融公庫や場合によっては商工中金の利用というのも視野に入れて考えるということです。

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NAGASE YOSHIYUKI

財務コンサルタント。 ビジョン「1000年繁栄し続ける企業への変容するようサポートする」 ミッション「ご縁をいただいた会社、社長、従業員の成長、発展、成功、繁栄への道を共に歩む社外の一番のパートナー」
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