コロナ対応融資に関して、保証協会を活用するものについては、簡単に振り返りますが、
緊急融資として、特別枠として無担保で融資限度8000万円設けられていました。
4号認定と5号認定を受けるかで取り扱いは少し異なっていましたが、多くの会社が4号認定を受けて融資を申し込むという形だったと思います。
また、危機対応融資としても別枠が設けられていて、これも無担保で融資限度8000万円の枠が設けられていました。
信用保証協会の保証料が全額補助されること、そして、条件に該当すれば利子補給もあることは既にご存知のとおりです。
ただ、5月1日から新設として、感染症対応融資として全国的に、4号・5号認定を受ける又は危機関連保証に関する認定を受けている場合は、資金使途は運転資金のみになりますが、融資限度額は3000万円です。
そして、利子3年間全額補給、保証料も全額補助になります。
該当する場合は既存のメニューに原則優先して新設の制度が適用されることになっています。
これに自治体の制度融資がありますので、随分と複雑な制度になりました。
どのように組み合わせるのがベストかはすぐには判断できないのではないか?と思います。