コロナ対策融資の賢い使い方(18)With/Afterコロナのために、考えるべきこととは?その2

2020.05.24

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With/Afterコロナのために、まずは、短期目標・戦略をたてました。そして、そのための方法を実行したとします。

そこで、中期・長期の目標・戦略を立てるという段階になるのですが、以前コロナ対策融資を借りる前に、シミュレーションが必要だと書いたことを覚えているでしょうか?

改めて、簡単に書きますと、

売上が落ちたとして、どのくらいの期間をもつことができるのか?

その売り上げを20%、50%、70%下げてみてどうなるのか?

もたないのなら、どうするのか?

コロナ対応融資を受ける?

自己資本の増強をする?

など財務面からの裏付けを考えていきましょう。

それを踏まえて、1年ないし2年の計画を立てていきましょう。

もちろん、「そんな先のこと分かるわけないよ」という気持ちは分かります。

しかし、ただ闇雲に頑張るという精神論だけではいざ落ち着いたときにその時点でライバルに差をつけられているかもしれません。

自社が行きたい方向、行くべき方向を考えてそれに向けての戦略を立てていく。

そのために財務のシミュレーションをしているのです。

キャッシュがなくなれば会社は市場から撤退するしかないので、そうならないように、財務のバランスをみつつ、売り上げをつくる計画を作っていくということが必要になります。

その際、Beforeコロナの状況に戻るということでなく、With/Afterコロナに対応しつつ売上をどのようにつくっていくのか?ということを考えていかなくてはいけません。

もしかしたら、商材も売り方もいままでとは大きく変わるかもしれませんが、そういう計画を立てていく。

コロナを無視して経営できない時代になってしまったということを認識しておきましょう。

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About Post Author

NAGASE YOSHIYUKI

財務コンサルタント。 ビジョン「1000年繁栄し続ける企業への変容するようサポートする」 ミッション「ご縁をいただいた会社、社長、従業員の成長、発展、成功、繁栄への道を共に歩む社外の一番のパートナー」
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