コロナ融資の賢い使い方(19)With/Afterコロナのために、考えるべきこととは?その3 

2020.05.25

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引き続き、中期目標と戦略について考えていきましょう。 

期間としては、だいたい1年ないし2年後のことでしたね。

この期間だと、コロナ対応融資を受けている会社では、据え置き期間が終わっている会社が多いと思います。

なので、財務面では単に売上がいくらあるのか?ということだけではなく、

どれだけBeforeコロナとくらべてどのくらいまで戻っているのか?

70%ぐらいか?50%ぐらいか?

それにかかる経費はどのくらいなのか?

という損益も考える必要があります。

では、戻ったとして、返済し続けていけるのかを考えていかなくてはいけません。

その上で、どのくらい戻れば返済可能であって事業継続ができるのか?

事業継続するだけでなく事業が成長していくためにはどのようなことが必要なのか?

これが楽観的な予想なのか?

それとも悲観的なのか?

これも単に想定だけではなく、予想損益も合わせてつくって資金繰りを確認する。

そして、目標を達成するための戦略を立てて、練り直していくということなります。

多分、これまでのやり方や短期戦略の延長線上ではなく、時代に沿う形での方法になるでしょう。

なので、中期戦略においては試行錯誤を繰り返すことになるでしょう。

誰も経験したことない状況なのですから。

その後に、長期的な自社の状況を考えていくことになるでしょう。

今からそういうことをすることで、With/Afterコロナである1年ないし2年後になったときにこんなはずじゃなかったという事態に陥ることを回避することができます。

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About Post Author

NAGASE YOSHIYUKI

財務コンサルタント。 ビジョン「1000年繁栄し続ける企業への変容するようサポートする」 ミッション「ご縁をいただいた会社、社長、従業員の成長、発展、成功、繁栄への道を共に歩む社外の一番のパートナー」
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