コロナ対策融資の賢い使い方(21)保証協会利用の注意点

2020.05.27

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今回も、With/Afterコロナの話ではなく、コロナ対応融資が始まってから、経営者の方から、何度か保証協会関して質問を受けたので、保証協会付き融資に関して書こうと思います。

保証協会付き融資を利用したことない経営者の方は知らないでしょうし、また、利用したことがあったとしても、キチンと理解していない人も沢山いらっしゃいます。

 

もちろん、そのこと自体が悪いわけではないので気にしないでください。

さて、繰り返しになりますが、保証協会付き融資は、保証協会自身が融資するわけではなく、民間銀行の融資に関して、保証協会が信用力の低い零細企業にも融資がでるように保証をする仕組みのことをいいます。

そして、今回のようにコロナで特別枠が設けられたからといって、どのような企業も利用できるわけではありません。例えば、以下のような条件があります。

 条件1

会社の規模が条件に入ること

保証協会が利用できるのは中小企業に該当しなくてはいけません。業種により資本金の額や従業員数は異なりますが、うっかり超えている場合は条件から外れてしまいます。

条件2

業種によって要求されている、許認可を取得しているか?

飲食業・運送業・建設業などの業種が該当します。

 飲食業などは個人から法人成りした場合、名義が法人になっていないと取得していることにならないので注意してください。

また、建設業の場合、1工事当たりの金額が500万円を超えると建設業の許認可が必要となります。

どうでしょうか?

ちなみに、リスケをしていたとしても利用できないわけではありません。

もちろんハードルはあがりますが・・・

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About Post Author

NAGASE YOSHIYUKI

財務コンサルタント。 ビジョン「1000年繁栄し続ける企業への変容するようサポートする」 ミッション「ご縁をいただいた会社、社長、従業員の成長、発展、成功、繁栄への道を共に歩む社外の一番のパートナー」
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