売上減少が資金繰りが悪くなった本質的原因?

2022.05.08

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コンサルティングの初めの段階によくする質問があります。

それが何かといいますと、

「社長、御社の資金繰りが悪くなった本質的な原因は何だと

思いますか?」

というものです。

 

9割ぐらいの社長が、こう答えます。

「売上が下がったからです」

 

確かに、売上が下がったことで赤字になった、少なくとも利益

が減少したので、資金繰りが悪くなったとことは否定するつも

りはありません。

 

ただ、殆どの会社において、売上減少が資金繰りが悪くなった

本質的な原因ではありません。

 

すでに資金繰りが悪くなる本質的な原因があって、その後で

売上減少がそれを明らかにしたただけにすぎません。

売上減少がそれをあぶり出しただけなのです。

 

この点においても、「売上が減少したことをどうでもいい」

などと言いたい訳ではありません。

言いたいことは、売上が減少したことは結果であって「原因

ではない」ということです。

 

繰り返しになりますが、殆どの場合原因は他にあります。

 

その原因を明らかにして改善しない限り、いくら売上を上げ

るようが資金繰りはちっとも楽になりません。

 

そして、資金繰りが悪くなる原因は4つしかありません。

 

その資金繰りが悪くなる原因を一つ一つ次回から書いていこう

と思います。

 

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About Post Author

NAGASE YOSHIYUKI

財務コンサルタント。 ビジョン「1000年繁栄し続ける企業への変容するようサポートする」 ミッション「ご縁をいただいた会社、社長、従業員の成長、発展、成功、繁栄への道を共に歩む社外の一番のパートナー」
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