令和4年第2次補正予算のなかにあった、保証借換制度の詳細がで
ましたね。
https://www.chusho.meti.go.jp/kinyu/sinyouhosyou/karikae.html
制度概要は以下のとおりです。
保証限度額 1億円
保証期間 10年以内
据置期間 5年以内
金利 金融機関所定
保証料(事業者負担) 0.2%等(補助前は0.85%等)
要件 売上または利益率が5%以上減少 など
その他
・100%保証の融資は、100%保証での借換が可能
・経営行動計画書の作成
・金融機関の継続的な伴走支援
取扱期間 2024年3月31日まで(予定)
※信用保証協会に保証申込がなされたもの
やはりポイントはこのメルマガで言及していた事業計画書
ですね。
この借換制度では要求されているのは、「経営行動計画書」
です。
実際の申込書とサンプルもでているので興味ある方は見てい
ただきたいですが、正直言ってこれだけではどうやってもで
きないでしょう。
根拠がわかりませんから。
これ借換できるのでしたら、こんなに楽な制度はないですね。
実際の運用状況次第にもなりますが、右下に添付資料がある
場合にチェックするボックスがありますが、このチェックを
つけられるかがまずは必要なことだと私は考えいます。
そして、保証制度を利用する確率を高めるためには、申込書
に書いている数値の蓋然性が高いことを示すことができる
レベルの資料を作成する必要があるでしょう。
そうしないと、根拠がないままの借換になるだけでなく、振
り返りも一切できないことになりますので。
そうは言っても、件数が増えてくるとなし崩しにされるのか
なぁとも、かつてのコロナ融資での借換のことを思い出しま
す。
いずれにせよ、利用するためには「計画」が必要になります。
借換だけではありません。
計画をつくることのメリットを社長が認識してもらえるよう
になって欲しいです。