メルマガ第118回『休廃業・解散の急増から見える日本企業の現状』を配信しました

2025.02.03

メルマガ118回

『休廃業・解散の急増から見える日本企業の現状』を配信しました。

https://smart.reservestock.jp/subscribe_form/mail_magazine/3359256

配信したメルマガをご紹介します。今回は、帝国データバンクの最新調査を

基に、急増する企業の休廃業・解散について解説しました。

 

■ メルマガの要点

・2024年の休廃業・解散件数は6万9019件で過去最多

・約9万人の従業員が転職を迫られる事態に

・休廃業企業の65.1%は債務超過ではない健全な状態

・経営者の平均年齢は71.3歳と高齢化が進行

 

■ 特に注目すべきポイント

今回のメルマガで特に強調したのは、「今までのビジネスモデルでは生き残れない」

という厳しい現実です。

黒字企業でも将来を見据えて撤退を選択するケースが増えている背景には、以下

のような構造的な課題があります:

 

・エネルギーコストの高騰

・人手不足と人件費上昇

・価格転嫁の難しさ

・デジタル化への対応遅れ

・後継者問題

 

■ 経営者への提言

メルマガでは、経営者の皆様に以下の3つの選択肢を提示しました:

  1. 事業モデルの抜本的な改革
  2. M&Aなどによる事業承継
  3. 計画的な撤退

 

特に強調したのは、「現状維持は実質的な後退である」という点です。

判断の先送りは、企業の体力を消耗させるだけでなく、従業員や取引先にも

大きな影響を与えかねません。