コロナの影響で多くの企業は、売上が大幅に減少していることでしょう。
そこで、今回のコロナ対応融資を受けて手元資金を増やして、一息つく。
これは会社が継続し続けるには必要なことです。
しかし、気を付けなくてはいけないのは「お金を借りることがゴールとなってしまってはいけない」ということです。
融資はあくまで「薬」です。
それは業績が悪くなり、それを改善する、良くするために使われる「処方薬」の場合もありますし、業績を伸ばすための「促進剤」の場合もあります。
融資の目的が会社を立て直すためであれば、その立て直しに必要な期間はどの程度なのか。
仮に売上が20%・30%減少した場合、資金繰りにどの程度影響を及ぼすのか。
このあたりをシミュレーションし、必要なお金を金融機関から融資という形で調達することが本来のあるべき姿です。
このシミュレーションこそが経営計画です。
今回のケースでは融資を受ける時にはこれらのシミュレーションを行ったうえで借りられる上限までお金を借りて枕を高くして寝れる状況を作る。
まずは、このシミュレーションをしてみてください。