財務のアドバイスをメインでし始めて4年ほど経過しました。
そこで、経営が上手くいっていない会社には決まってある一つの共通点があることを実感しています。
それは何だと思いますか?
そんなに難しいことではありません。
非常にシンプルなことです。
なので、その共通点さえ把握できれば、今では決算書を細かく見なくても大まかな経営の状況がわかるようになりました。
その共通点とは・・・
「欲しいと伝えた資料がスムーズにでてこない」ことです。
財務のアドバイスをするときには貸借対照表や損益計算書だけでなく、いくつかの資料が必要になります。もちろん、関与度が深ければ深いほど多くの資料の開示をお願いします。
その際、経営状況が悪ければ悪いほど、面白いもので、お願いした書類をお預かりするのが遅くなるのです。
もちろん、「わからないからすべて見てよ!」といきなり渡されることもありますが、そういう社長様は数字自体を殆ど把握していないので、そもそも自社の状況すらわかっていないので、ある意味状況は良くない会社であることが多いのですがね。
あまり外部から財務についてのアドバイスを受ける機会はないかもしれませんが、いかがでしょうか?
御社は、「御社の状況の実態把握のためにはこういう資料が必要です!」といわれたら、スムーズに揃えられる体制になっているでしょうか?