「どうやったら、新規融資を借りることができますか?」
1年前には全く聞かれなかった質問です。
コロナ融資が始まったころから、
「出来るだけ借りることを考えるのではなく、資金繰りを見ながらどう
しても必要ならば借入をする、という方針でないと後で困りますよ」と
資金繰りに関する質問があったときにはアドバイスしていましたが、
ほとんどの社長が借りれるときに借りた方がいい、今安い金利なのだ
から借りないと損、とばかりに無計画に借入をしていました。
決めるのは社長であり、コンサルタントはアドバイザーなので、そのこと
自体は構わないのですが、今になって案の定ともいうか返済見通しが立た
ないという状況になっているようです。
なので、冒頭の質問を聞くことが増えています。
いわゆるコロナ融資の取り扱いは、2022年3月末まで現政権になって
延長されています。
しかし、制度内容は当初と少し変わっていてます。
それ以上に、銀行の対応が大きく2020年当時とは異なっています。
なぜ、新規融資が出にくくなっているのか?どうしたらいいのか
について、今クライアントの方々に伝えていることを、多くの会
社の返済が本格的に始まる2022年6月、3年間の実質無利息が終わ
る2023年になる前に分かりやすく伝えていきたいと思います。
どうすればいいか?ということを知りたいと思いますが、全ては
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」です。
まず、今中小企業を取り巻く環境がどうなっているのか?
その中で、中小企業がなにをしないといけないのか?
そして、新規融資を得ようと思ったらどうしないといけないのか?
ということをお伝えします。