先日、5月に関与し始めた社長の方から事業計画書作成プロセスの説明
をした際に、
「事業計画を作成するってこんなに面白いものなのですね」
「これからの若い社長にこそ知って欲しいですね」
と言われました。
直ぐに、「どうしてそのように思われたのですか?」と問いかけをし
ました。
「どうしてかというと、市場はもちろんのこと、外部環境の変化も
激しい状況で、現状を確認することなく、ただ会社をやっていても
継続的に売上と利益は上げていけない、と感じたからです。」
「特に、若い人には一生懸命ハードワークをすれば上手くいくという
訳でないということを、スタートする段階から知っておいた方が良い
とおもったからです。」
と答えてくださいました。
事業計画を作成する意味を理解してもらって、非常に嬉しかったですが、
それ以上に重要なことは、事業計画書を作成することが経営することに
重要な意味があるということを社長が得心いっているということです。
ただ、補助金や融資のためだけに事業計画書を作成しても、正直会社
の在り様は変わりません。
社長の事業計画に対する「意識がかわること」これこそが経営改善の
スタートになります。
この会社の課題はなかなか複雑でコンサルティングは難しいのですが、
比較的スムーズにいくのかなぁと今は感じています。