【社長必見】値上げ vs 売上アップ、どっちが効果的?

2025.06.13

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値上げと売上アップ、
どちらが利益を増やすか

〜数字で見る、経営改善の優先順位〜
📅 2025年9月23日

収益満開経営の長瀬好征です。

「値上げしたい気持ちはあるが、お客様が離れるのが怖い」——そのようにおっしゃる社長と、日々お話しています。一方で、「とにかく売上を増やそう」と動き続けているのに利益が残らない、という相談も後を絶ちません。今回の動画では、この二つの選択肢を数字で比べます。結論は、見た瞬間に腑に落ちるはずです。

▲ まず動画で要点を確認してください(約1分30秒)

📺 この動画で確認できること

  • 売上1,000万円・粗利率30%の会社を例にした、値上げの効果の計算
  • 同じ利益を「売上アップ」で達成しようとすると何%増が必要か
  • 経営判断として、どちらを先に検討すべきかの考え方

数字で比べると、差は歴然とする

「値上げは怖い」という感覚は理解できます。しかし感覚で判断する前に、一度数字を並べてみることをお勧めしています。具体的な数字が見えた瞬間、多くの社長が「これは考え方を変えなければいけない」とおっしゃいます。

📊 現状
売上:1,000万円
粗利率:30%
粗利益:300万円

💡 10%値上げした場合
売上:1,100万円
粗利益:400万円
利益増加率:+33%

⚠️ 同じ利益を売上アップで得るには
必要売上:1,333万円
増加率:+33%が必要
難易度:大幅に高い

10%の値上げで達成できることを、売上アップで補おうとすると33%の増収が必要になる。

なぜ「売上アップ」を先に考えてしまうのか

これは経営者の心理として自然なことです。「値上げ=お客様への負担」という感覚があり、一方で「売上を増やす努力=正しい行動」という刷り込みがあります。

しかし、ドラッカーはこう述べています。「利益は企業存続のためのコストに過ぎない」——つまり、利益をどう最も効率的に確保するかを、感情ではなく論理で考えることが経営者の仕事です。

近江商人も「三方よし」において、売り手の利益を軽視しませんでした。持続的な商いのためには、売り手が健全な利益を得ることが前提なのです。値上げを避け続けることは、「三方よし」の一角を自ら崩すことにつながります。

値上げを検討する前に確認すべき3つのこと

1

自社の粗利率を正確に把握しているか

値上げの効果は粗利率によって大きく変わります。粗利率が低い会社ほど、わずかな値上げが利益に与える影響は大きくなります。まず現状の数字を確認してください。

2

価格を上げても離れないお客様の割合はどれくらいか

すべてのお客様が離れるわけではありません。5〜10%の値上げで離れるお客様は、価格のみで選んでいた層です。価値で選んでくれているお客様は残ります。この割合を感覚ではなく実績から確認することが重要です。

3

値上げの「根拠」を言語化できるか

原材料費の上昇、人件費の増加、品質向上への投資——お客様に誠実に伝えられる根拠があるかどうかが、値上げ成功の分かれ目です。「なんとなく値上げ」ではなく、理由を明確にすることで受け入れられやすくなります。

まとめ:先に確認すべきは「値上げの余地」

売上を33%増やすことと、価格を10%上げること——どちらが現実的かを冷静に考えてみてください。多くの場合、後者のほうが短期間で実現できます。

もちろん値上げが適切かどうかは業種・取引先・競合状況によります。しかし「怖いから検討すらしない」という状態は、経営判断ではありません。まず数字を並べて、選択肢として視野に入れることから始めてみてください。

「頑張って売上を増やす」前に、「今の価格は適正か」を問う——これが、経営者として先に考えるべき順序です。

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財務コンサルタント 長瀬好征(ながせ よしゆき)

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