『金融マンのための実践ファイナンス講座〈第3版〉』★★★★☆ ~会計からファイナンスへ、社長の財務力向上の必読書~【8月のおすすめ本】

2025.08.07

 

経理・会計だけでは銀行取引で通用しない時代

社長が身につけるべきは「未来を語れる」ファイナンス力です

【8月のおすすめ本】
『金融マンのための実践ファイナンス講座〈第3版〉』
★★★★☆



金融マンのための実践ファイナンス講座 第3版 書評

📚 書籍情報

書名:『金融マンのための実践ファイナンス講座〈第3版〉』

著者:山下章太(公認会計士)

出版社:中央経済社

おすすめ度:★★★★☆

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🎯 こんな経験はありませんか?

「売上は上がっているのに、なぜかお金が増えない…」
「税理士に任せているから財務は大丈夫と思っていたが、銀行融資の面談で話についていけなかった」
「金融検査マニュアルのスコアリング対策は知っているが、それだけでは不十分だと感じている」

多くの中小企業の社長が抱えるこの悩みの根本原因は、会計の基礎とファイナンスの本質を理解していないことにあります。

金融検査マニュアルのスコアリングは否定しません。しかし、あれは過去の数字を評価するもの。社長が銀行と対等に話し合うために本当に必要なのは、「未来を語れるファイナンス力」なのです。

なぜこの本をおすすめするのか

この本は、巷にあふれる「銀行攻略テクニック」や「融資テクニック」とは一線を画す、真の財務力を身につけるための良書です。

💡 この本の価値

表面的な財務テクニックではなく、経営者自身の財務判断力を根本的に向上させる体系的な学習ができます。「なぜそうなるのか」を自分の頭で理解できるようになる一冊です。

✅ 正しい学習順序を踏んでいる

多くの財務本は断片的な知識を羅列するだけですが、この本は体系的です:

  • 会計の基礎(貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書)
  • ファイナンスの本質(なぜキャッシュフローがすべてなのか)
  • 実務への応用(資金使途・リターン・リスクの理解)

✅ 銀行実務に特化した現実的内容

銀行員が実際に使っている視点を学べる

  • 中小企業に関係のないエクイティファイナンスも含むが、それも含めて学習価値がある
  • ポートフォリオ理論やMM理論のような「面白いが使えない」理論に偏らない
  • 実際の銀行審査や融資実務に即した知識

✅ 表面的テクニックを超えた本質的理解

スコアリング攻略のような小手先の技術ではありません。経営者自身の財務判断力を根本的に向上させる内容です。

正直に言います:この本は簡単ではありません

❌ なぜおすすめ度が★4なのか

  • 340ページの本格的専門書:軽い読み物ではありません
  • 会計の基礎知識が必要:完全初心者には難しいでしょう
  • 「すぐ使える融資テクニック」を求める方には向きません:本質的理解が目的の本です

しかし、だからこそ価値があるのです。

この本を最後まで読み通せる社長は、必ず伸びます。

こんな社長におすすめ

✅ こんな方にぴったりです

  • 財務を本質的に理解したい
  • 税理士任せから脱却したい
  • 自分で経営判断できるようになりたい
  • 短期的テクニックより長期的能力向上を重視する
  • 真の経営者として成長したい

収益満開経営との関連

この本が示す「会計基礎→ファイナンス理論→実務応用」という学習順序は、收益満開経営が重視する「経営者の自立」への正しい道筋そのものです。

渋沢栄一の「論語とそろばん」で言えば、この本は「そろばん」の部分を現代的に体系化したものと言えるでしょう。

外部依存(税理士任せ・銀行攻略テクニック)から自立的経営への転換

これこそが、失われた30年を終わらせ、2200年の日本繁栄に貢献する経営者への第一歩

最後に

この本を読むかどうかは、あなたの経営者としての本気度を測るリトマス試験紙のようなものです。

📋 今すぐできるアクション

「難しそうだから」と敬遠するか
「だからこそ読む」と決断するか

その選択が、あなたの経営者としての成長を大きく左右するでしょう。

真の経営者は、困難な学習からも逃げません。なぜなら、それが会社と従業員の未来を創るからです。

8月、暑い夏の読書で、あなたの財務力を根本的に変革してみませんか?

📢 関連企画のお知らせ

💡 理解をさらに深める学習シリーズ

この本の理解をさらに深めるため、9月より「経営者のための会計・ファイナンス活用講座」全10回シリーズを配信予定です。

山下章太氏の書籍で学んだ理論を、中小企業の現場でどう活用するか、具体的な実践法をお伝えします。

シリーズ構成(予定)

  • 会計編(第1-5回):会計を「言語」として使いこなす
  • ファイナンス編(第6-9回):投資判断と資金調達の実践
  • 総括編(第10回):知識を「使える」経営者になるステップ

第1回「会計は『言語』である—経営者が会計を理解する本当の意味」から始まる本シリーズで、あなたも会計・ファイナンスを「使いこなせる」経営者に変わりませんか?

難しい理論書も、実践的な解説があれば必ず理解できます。

🎯 関連記事のご案内

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経営者の財務力向上に役立つ書籍を実際に読んで評価しています。

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合同会社エバーグリーン経営研究所 長瀬好征
「和魂洋才」による収益満開経営で、失われた30年を終わらせ、2200年の日本に繁栄を残す

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