令和4年第2次補正予算のなかにあった、保証借換制度の詳細がで ました

2023.02.19

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令和4年第2次補正予算のなかにあった、保証借換制度の詳細がで
ましたね。
https://www.chusho.meti.go.jp/kinyu/sinyouhosyou/karikae.html

制度概要は以下のとおりです。

保証限度額 1億円
保証期間 10年以内
据置期間 5年以内
金利 金融機関所定
保証料(事業者負担) 0.2%等(補助前は0.85%等)
要件 売上または利益率が5%以上減少 など
その他
・100%保証の融資は、100%保証での借換が可能
・経営行動計画書の作成
・金融機関の継続的な伴走支援
取扱期間 2024年3月31日まで(予定)
※信用保証協会に保証申込がなされたもの

やはりポイントはこのメルマガで言及していた事業計画書
ですね。

この借換制度では要求されているのは、「経営行動計画書」
です。

実際の申込書とサンプルもでているので興味ある方は見てい
ただきたいですが、正直言ってこれだけではどうやってもで
きないでしょう。
根拠がわかりませんから。

これ借換できるのでしたら、こんなに楽な制度はないですね。

実際の運用状況次第にもなりますが、右下に添付資料がある
場合にチェックするボックスがありますが、このチェックを
つけられるかがまずは必要なことだと私は考えいます。

そして、保証制度を利用する確率を高めるためには、申込書
に書いている数値の蓋然性が高いことを示すことができる
レベルの資料を作成する必要があるでしょう。

そうしないと、根拠がないままの借換になるだけでなく、振
り返りも一切できないことになりますので。

そうは言っても、件数が増えてくるとなし崩しにされるのか
なぁとも、かつてのコロナ融資での借換のことを思い出しま
す。

いずれにせよ、利用するためには「計画」が必要になります。

借換だけではありません。
計画をつくることのメリットを社長が認識してもらえるよう
になって欲しいです。

 

About Post Author

NAGASE YOSHIYUKI

財務コンサルタント。 ビジョン「1000年繁栄し続ける企業への変容するようサポートする」 ミッション「ご縁をいただいた会社、社長、従業員の成長、発展、成功、繁栄への道を共に歩む社外の一番のパートナー」
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