コロナ対策融資の賢い使い方(17)With・Afterコロナのために、考えるべきこととは? その1

2020.05.23

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コロナは年明けからまだ治まる気配はなく、全国的に多くの都市では緊急事態宣言が解除されたとしても、感染が広がっています。

でも、いつかは必ず落ち着きます。

また、経済活動も少しずつは回復するはずです。いつまでも経済を回さないわけにもいかないですし、安全のための「自粛」といってもずっと閉じこもっていく訳にはいかないですから。

なので、目先の資金繰りの手当てはしなくてはいけませんが、その経済活動が戻ってきたときに反転攻勢に出られるような状態にしておかなくてはいけません。

そのために考えるべきこととは、

ズバリ、目標・戦略を立てることです。

そして目標・戦略は、短期・中期・長期で考えていきましょう。

まず、短期は当面コロナの難局を乗り切るための戦略ですね。

期間としては、緊急事態宣言のときから7月末までぐらいでしょうか?

夏になれば落ち着くというよりも、ずっとは自粛してはいられないということです。

このときのテーマは、いかに感染を広げないように営業をしつつ会社を存続させていくかになります。

業種によって取れる方法も異なると思いますが、感染を従業員にも顧客にも広げないようにする工夫をしながら営業継続していく。

これまで通りの仕事の延長ではなく、工夫しながらなんとか耐えることになると思います。

でも、当面の戦略だけでは7月以降を乗り切ることはできません。

経営者は、短期戦略とは別に、With/Afterコロナの時代にどのように、Beforeコロナの売り上げ水準のどの程度まで戻していくのか?という中期・長期の戦略を考えていくことが必要になります。

そして、既に今回のコロナ対応融資を利用しているのなら、その返済も併せて考えていくことが必要です。

コロナで落ち着かないかもしれませんが、ウイズ・アフターコロナのために、企業継続のために、まずは短期戦略を考えましょう。

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About Post Author

NAGASE YOSHIYUKI

財務コンサルタント。 ビジョン「1000年繁栄し続ける企業への変容するようサポートする」 ミッション「ご縁をいただいた会社、社長、従業員の成長、発展、成功、繁栄への道を共に歩む社外の一番のパートナー」
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