印刷された事業計画書自体に意味はない!

2022.05.03

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最近は、社長に対して事業計画作成のアドバイスを日々しています。

 

ほとんどの方は事業計画を書きたがりません。

その理由は、計画書通りに進まないからです。

 

ただ、その際によく言うことは、「できた計画書自体に意味がある

わけではない!」ということです。

こういうと、そもそも計画を書く意味がないんじゃないのか?と

思うかもしれないですが、そうではありません。

 

計画作成する際に、売上・経費だけでなく、様々なことを考えて、

あーでもない、こーでもないと考えながら一つ一つ形にしていきます。

 

そのようなことをすることを通じて、会社のことを今まで以上に深く

考えるようになります。

そのことで、会社の課題に正面から向き合うことになります。

向き合うことで、今まで考えていなかったような解決策を思いつくよう

になるのです。

大変ですが、それが社長としての成長なんですね。

 

そして、さらに重要なのことは、書いた計画書をしまい込むのではなく、

従業員に共有することです。

 

社員が社長の思った通りに行動しないのは、社員のせいというよりも、

ほとんどの場合、社長の考えることは社員に伝わっていないことにあ

ります。

 

なので、書いた事業計画書自体に意味があるわけなく、書く行為と

それを共有することに意味があるのです。

 

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About Post Author

NAGASE YOSHIYUKI

財務コンサルタント。 ビジョン「1000年繁栄し続ける企業への変容するようサポートする」 ミッション「ご縁をいただいた会社、社長、従業員の成長、発展、成功、繁栄への道を共に歩む社外の一番のパートナー」
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